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2009年1月27日

[FlashDevelop] FlashDevelop のプラグインを作ってみる:試作

FlashDevelop のプラグインの作り方をメモ。其の二。

■試しに一からこさえてみる。

# 準備
FD3 ディレクトリ内に CustomPlugin という空のディレクトリを作っておく。

# プロジェクトを作成する
Visual Studio を立ち上げて、ファイル > 新しいプロジェクト(Ctrl + Shift + N)を選択。
開いたテンプレートの中から「空のプロジェクト」を選択して「OK」。

ファイル > Project1.sln の保存(Ctrl + S)を選択。
  • 名前:TestPlugin
  • 場所:先ほど作った CustomPlugin ディレクトリ
  • ソリューション名:「ソリューションのディレクトリを作成」のチェックをはずしておく
で、「上書き保存」。

ソリューション エクスプローラパネル内の「ソリューション `TestPlugin`(1 プロジェクト)」と表示されているアイコンを右クリック。
追加 > 既存のプロジェクト」を選択して、
\FD3\FlashDevelop\FlashDevelop.csproj
を選択する。続けて、
\FD3\PluginCore\PluginCore.csproj
も追加しておく。

# ソリューションの設定
ソリューションのアイコンを選択した状態で、「右クリック > プロジェクトの依存関係」を選択。
「プロジェクト」に「TestPlugin」を選択。
「依存先」に「PluginCore」のみチェックを入れておく。

ソリューションパネルから、「FlashDevelop」プロジェクトを選択。
「右クリック > スタートアップ プロジェクトに設定」を選択しておく。(FlashDevelop プロジェクトが太字になる。)

「メニュー > ビルド > 構成マネージャ」を開く。
パネル下の「プロジェクトのコンテキスト」というテーブルから、「TestPlugin」の行の「プラットフォーム」箇所を選択(デフォルトではAny CPU になってると思う。)、「新規作成」を選択する。
ダイアログが開くと、以下の設定にして「OK」を押す。
  • 「新しいプラットフォーム」:x86
  • 「設定のコピー元」:Any CPU
  • 「新しいソリューション プラットフォームを作成する」のチェックをはずす。

テーブル内の TestPlugin のプラットフォームの項目が「x86」に変わるが、これを元の「Any CPU」に戻してから、閉じる。
(なぜかこれをしないと出力先が設定しても正しく反映されない。)


以降、"FlashDevelop"、"PluginCore" のプロジェクトは触らないので、ツリーは閉じた状態にしといた方が見やすい。

# TestPlugin プロジェクトの設定
ソリューションパネル内の「参照設定」を右クリック。「参照の追加」を選択。
開いたパネル内のタブから「参照」を選択。
ファイルの選択画面になるので、
\FD3\PluginCore\Bin\Debug\PluginCore.dll
を選択。

続いて、再度「参照の追加」を開く。
.NET」タブを選択。"System.Drawing", "System.Window.Forms" を追加する。(Ctrl + クリックで複数選択可)

ソリューションパネル内の「TestPlugin」プロジェクトアイコンを選択した状態で、「プロパティ」ボタンを押す。(もしくは、右クリックから「プロパティ」を選択。)
アプリケーション」タブパネルの「対象のフレームワーク」を「ソリューションパネル内の「TestPlugin」プロジェクトアイコンを選択して」に設定する。

変更すると、一度パネルが閉じるので、再度プロパティパネルを開く。

アプリケーションタブパネルの以下の設定を変更しておく。
アセンブリ名:TestPlugin
規定の名前空間:TestPlugin
出力の種類:クラスライブラリ

ビルドタブパネルの出力先のパスを以下に変更する。
..\..\FlashDevelop\Bin\Debug\Plugins\

# メインクラスの作成
ソリューションパネル内の「TestPlugin」プロジェクトアイコンを選択して、右クリック。
「追加 > クラス」を選択。
ファイル名を「PluginMain.cs」として追加。

以下のコードをソースの上部に追加。
using PluginCore;
AS3 でいう、import だと思う。(includeかな?)

クラスの宣言を以下に変更。
public class PluginMain : IPlugin
太字のところが追記した箇所。

メインクラスは "PluginCore.IPlugin" インターフェースが定義されてないといけない。

「メニュー > 表示 > クラスビュー」で、クラスビューパネルを開く。
TestPlugin のツリーを開いていくと、「IPlugin」が出てくる。
さらに下層に、「IEventHandler」というインターフェースも出てくる。
これをクリックすると定義されたメソッド、プロパティが表示される。

PluginMain クラスは、これらのインターフェースを定義しているので、AS3 同様、実装してやる必要がある。

実装が必要なものは以下。

  • void HandleEvent(object, PluginCore.NotifyEvent, PluginCore.HandlingPriority)
  • void Dispose()
  • void Initialize()
  • string Author { get; }
  • string Description { get; }
  • string Guid { get; }
  • string Help { get; }
  • string Name { get; }
  • object Settings { get; }
必要最小限実装するとこんな感じ。
PluginMain.cs


# 実行
「メニュー > デバッグ > デバッグ開始(F5)」を実行する。

FlashDevelop が開くが、実際には何も実装していないので、何も起きない。
FlashDevelop の 「Tools > Program Settings...(F10)」からSettings パネルを開く。
Plugins の中に「TestPlugin」が追加されていれば、正しくコンパイルできたことになる。


■コードメモ
追記
参照先が間違っていたので書き換えました。
PathHelper.AppDir        // C:\Program Files\FlashDevelop
PathHelper.DocDir        // C:\Program Files\FlashDevelop\Docs
PathHelper.LibraryDir    // C:\Program Files\FlashDevelop\Library
PathHelper.BaseDir       // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop
PathHelper.DataDir       // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop\Data
PathHelper.SettingDir    // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop\Settings
PathHelper.SnippetDir    // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop\Snippets
PathHelper.TemplateDir   // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop\Templates
PathHelper.UserAppDir    // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop
PathHelper.UserPluginDir // C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\FlashDevelop\Plugins

UserPluginDir の参照先は実際にはディレクトリが存在しなくて、プラグインのデータは Data ディレクトリ内に入ってるんだけども、これは仕様変更のなごりなんだろうか。
つづく

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